80,000km辺りでLHM漏れを起こし、2リットルほど継ぎ足したので、全く古いままのではないのですけどね。
FBMで安価にLHMを入手できたので交換しました。
まず、車高を最低にします。
次に圧抜きのためプレッシャーレギュレターにあるブリードスクリューを緩めるのですが、省略しました。 （あとで後悔します(^^;）
タンクとセントラルブロックを押さえている金属棒を外します。
（写真は外したところ）
液量警告センサーのコネクター２本を外し、ブリーザーキャップとハイドロの配管（５本）を 外します。
この時、配管の位置を覚えておくことを忘れないで下さい。
それと、外した配管からLHMが出てきますので、受ける器を用意しておくとよいでしょう。
これで、タンクごと外せます。あとは古いLHMを捨てセントラルブロックにある二つのフィルターを洗います。
外したセントラルブロックです。見えているフィルターは、タンクに戻ってくるLHM用です。
外したタンク。右にある輪っかは、ボディとタンクの間のインシュレーターです。
このフィルターを外すには、右上図のバネを外してから引き抜きます。
もう一つのフィルターは太い筒の中にあります。こちらはHPポンプへ送られるLHM用です。
画像に見えている爪に沿って、左にひねりながら引き抜きます。
フィルターやタンクは灯油で洗いました。しっかり乾燥しなければならないので、 ブレーキクリーナーを用いるのもよいかもしれません。
乾燥後、逆に組んでいきLHMを入れます。今回は3.5リットル必要でした。
そして、エンジンを掛けてみると・・・車高が上がらない。 最初にブリードスクリューを緩めなかったのがいけなかったようです。
エンジンを止め、何とかエンジン下から手を突っ込んで、 ブリードスクリューを一度緩めてから締めて、再びエンジンを掛けました。 無事車高が上がりました。
交換後はハンドルが軽くなり、乗り心地も変化しました。ダンピングがよくなったようです。 フラット感が増しました。