leakbackホースの交換

leakbackホースは消耗品と考えて良いでしょう。交換の方法自体は簡単ですが、 ホースをシリンダーに取り付けているリングをいかに外して、再び取り付けるか が問題です。www.bx.citroen.org主宰の楢林さんの開発？した「God Tools」を使えば簡単ですが 今回はきれの悪いニッパーとマイナスドライバーでやってみました。


ホースはサスシリンダーの裏側にあります。 指の所でホースが切れているのがわかるでしょうか？ いわゆる静脈側のホースなのでLHMがだぼだぼ漏れ出すわけではないですが、 見つかったら早めに交換しましょう。

問題のリングはここにあります。リングは基本的には使い捨てですが、 上手く外せば再利用できます。今回は再利用しました。
周辺にブレーキホース、ブレーキパッド警告用配線、サイドブレーキケーブルなどがありますから それらのマウントや配線など外せるものはすべて外して作業しました。

リングの近景です。
赤矢印方向に力を加えて、噛んでいる爪を外します。ニッパーでやる場合は その本来の使用目的通りリングを切ってしまわないように気を付けてやりましょう(^^;

これは、切れたホースを外した後、新しいホースのボディ側の接続をしているところです。 サスシリンダー側はシリンダーの裏の直径8mmほどの穴に合わせるだけです。

これが、切れたホースの全景。日差しがつよいので、ちょっと陰が出来て見にくくてすみません。 矢印の部分がシリンダーの穴と合わさる箇所です。

リングを取り付けているときに穴の位置とホースがずれてしまわないように 配線を束ねるときに使うバンドで仮止めしてから、リングを付けました。 取り付けは外すときと同様の方法で行います。ただし、全部の爪をいっぺんに入れるのはなかなか骨が折れます。私は、ドライバーで押さえつけながら行いました。 あとは、元通り配線、ケーブルなどを戻して終わりです。所要時間約１時間。