冷却水交換

BXの冷却水交換はエア抜きが難しい、bleedネジがすぐ折れる、などさんざん聞かされてきましたので覚悟して臨みましたが、私のBXの場合、16vにしか付いてないExpansion tankがあったおかげか、わりと簡単に出来ました。ただし、本当に上手くいったかどうかは夏にならないとわからないかも。
注１：ここでおこなった方法は本来の方法ではありません。
注２：やけどには注意しましょう。

準備
１．サーモスタットが開く温度までエンジンを暖めておく。
２．ヒータは高温にしておく。

まず、慎重にExpansion tank（以下tank）のキャップを開け、ラジエター下部のホース（画像赤線輪郭参照）を抜く。

ラジエター上部のbleedネジ（矢印）を緩める。

サーモスタット付近のbleedネジ（矢印）を緩める。

実はあと２つbleedネジはあるのですが、緩めませんでした。 理由は、エア抜きがしにくくなるからです。
そのかわり、以下の方法を行います。
(1)ホース、bleedネジを元に戻す。
(2)tankの半分くらいまで水を入れる。
(3)エンジンを掛け、サーモスタットが開く温度まで水温が上がったら停止。
(4)上記方法でホース、bleedネジを緩め水を抜く。
(5)(1)〜(4)を繰り返す。
これで、冷却水の通路はきれいになるはずです。

さていよいよcoolantを入れます。今回は以前もらって手元にあったDELCOの物を使いました。 画像ではわかりにくいですが、このcoolant、独特の色をしています。蛍光オレンジです。 漏れたときわかりやすいですね。
今回は水：coolant＝６：４（-25度までOK）としました。

ホース、Bleedネジを元通りにし、水で薄めたcoolantをtankの半分くらいまで入れます。 あとは、エンジンを掛けてtankの様子を観察します。水泡が出て減りますので、 tankの半分になるまで継ぎ足します。水泡が出なくなったら終わり。 しっかりキャップを締めます。

本当にこの方法でエア抜きが完全に出来ているか自信はありませんが、 今の所問題ないようです。