エアコンのガス漏れ修理・ガス充填

ここ2、3日のうちに急にエアコンが効かなくなってしまいました。 BXのエアコン故障は「お約束」の一つです。リキッドタンクの詰まり、 コンプレッサーの焼き付き、つなぎ目からの漏れなど、恐れおののく報告を 何回も聞かされていたので、どうなることかと思いましたが、 とりあえず、簡単な漏れだっただけのようです。
ただ、これが本格的な故障の前兆である可能性も否定できませんが・・・。

まず、リザーバータンクの液量を覗き窓から確認してみました。
全く流れていない。どこからか漏れているようです。リザーバータンク付近が オイルで汚れていましたので、この付近から漏れていることが考えられます。
漏れというと、アクセルペダル奥の高圧側のパイプのつなぎ目部分からが有名ですので 一応確認してみました。 ここから漏れている場合、アクセルペダル付近にフロンといっしょに漏れてくる オイルのシミがあるはずです。幸いにも、シミはありませんでした。

つぎに、リザーバータンク付近のどこから漏れているか特定します。 パイプのつなぎ目などに薄めた中性洗剤塗ってみたところ、なんと覗き窓の周囲から 泡が出始めました(左画像、赤矢印)
六角レンチでしっかり締めて、いよいよガスの充填です。

ガスの充填はいつもお世話になっている(株)若林で 機械を借りて行いました。
シトロエンの場合、ガスの充填の為のサービスバルブはボンネットを開けたところにはなく、 コンプレッサー付近にあります。下から覗くと見つけられます。

高圧、低圧のホースを左画像のように繋げます。最初、私は間違えて低圧ホースを青矢印の バルブに繋げてしまいました。これも高圧用のバルブだったようで、いくら機械を動かしても ガスは入らないし、圧力も変化しないので「コンプレッサーが死んだか?」とビビリましたが、 間違えて繋いだだけでした。
あとは、機械の指示に従って、ガスを充填して終わり。
なお、このガスには、オイルも含まれているので、特にオイルだけを加える必要はありませんでした。